2011年6月8日水曜日

歌うって事

人はなぜ歌うんだろう?確かに鳥も鳴く、犬だって声色を使い分けたりするし、イルカだって超音波で何やら伝える。すべて生きていくために必要だから発してる訳でしょう。世界中のどこでも、人は雄叫び、何かを叩いてはそれに合わせ踊るよね。繰り返されるフレーズやビートで人はどこかへ行こうとしてるみたいだ。戦闘にも労働にも恋にも歌は必要とされてきたようだし。「音楽」と呼ばれる前から人には歌があった訳だけど、今や音楽が大きな産業になってしまったから、それで生きていく人も多いし、ミュージシャンと呼ばれる職業も生まれた訳よね。どんなジャンルの音楽だって音楽に変わりはないけど、メロディーに歌詞を乗せたときから人はそれを歌として聴くようになって。口ずさんだり、一緒に歌ったり、心をウンと近づけて聴くようになって。3・11以来、所詮歌は歌、それ以上でもそれ以下でもないと思うようになった。衣食住足りてやっとの歌だと。歌の力なんて虚しい。私が私に問えば、歌いたいから歌うんだよと答えるしかない。歌を歌うことで癒されるのは、他の誰でもない自分自身だから。そう考えたら素直になれた。6月4日ムリウイでノラオンナさんと歌った。ノラさんは囁くように歌う。自身の思いを呼吸するように自然に歌う。本当の歌い手だ。彼女はずっと昔から知っていたんじゃないか?私が今やっと気づいた歌の意味。歌うって事は私が単純にそうせずにはいられないって事なんだ。ノラさんもきっとそうなんじゃないのかな?帰宅途中ノラさんの歌を口ずさんでた。心の中にノラさんの歌が住み着いちゃった。私の歌とノラさんの歌を聴いて下さった皆さん心から有難う!!
TAZZ