1月も終わりだというのに、鎌倉はまだまだ観光客の人達で賑わっています。住人である私にとって混雑する町は不便で仕方ないのですが、観光地である以上観光客あっての鎌倉だと認めざるを得ません。我が家の近くにある竹林を有しているお寺は人気があり、1年中訪問者が途絶えることはありません。その中には遠路はるばる来て頂いた外国人観光客も多く、道路事情も景観もまるでなっていないこの鎌倉にガッカリしないだろうかと心配し、想像を絶する日本の夏の蒸し暑さと混雑に病気になるのではないかと思ったりもします。何故か申し訳ないような気分になります。レンタル自転車での観光を提案するも、狭い混雑した道に人力車も走り危なくって仕方ない。抜本的な改善が必要だと思います。こんな状態での世界遺産登録なんて有り得ないでしょう。ゆるキャラブームに乗って「オチムー」(落ち武者?)なんて話も聞いたけど、何なの?私だったら絶対「モノノフー」にする(笑)どうでもいいか。バスに乗っても江ノ電に乗っても歩いても、観光客の人達に出会うのがここ鎌倉。だから沢山のいろんな場面に遭遇するんです。このところ私の心を少し悩ませているのが、私も含めての日本人の民度の低下。バスの中でも電車の中でも、外国の人達の心配りに感心させられます。お年寄りに席を譲ったり、赤ん坊を抱いたお母さんの荷物を運んだり、そんな麗しい光景を見せてくれるのは、悲しいかな外国の皆様ばかり。日本人の若いカップルなどは自分たちが良い席に座り、二人だけの世界にドップリ。周りの事なんかに全く心を配らない。何ナノだろう?ちょっと恥ずかしいよ、同じ日本人として。優先席があるからそれ以外だったら座って当然じゃないって!違うよ!!自分も疲れてるからって時々自分に甘くなるけれど、外国の人達の行動にいつもハッとさせられる私。「オモテナシ」って言葉は、お金が絡まないと生まれないの?「オモテナシ」に最も必要なものは人を思いやる優しさじゃないの?
TAZZ
2014年1月4日土曜日
明けましておめでとうございます!
2014年が始まりました。新年あけましておめでとう。本年もどうぞよろしくお願い致します。本日遅ればせながら初詣に参りました。よりによって混み合う鶴岡八幡宮に。何しろ年女ですから、人ごみの嫌いな私も頑張りました。で、やはり再確認したんです、神社仏閣は静かに行くものだって。いやはや、あれは単なるイベントです。神聖な気持ちになんかなるものですか。いつもの賽銭箱が見事に横にグーンと広がったご祈祷場所で2礼2拍手1礼を済ませた味気ない初詣。子供たちが小さい頃詣でた小さな神社が懐かしく蘇って参りました。白い息を吐き凍る星空を見上げながら子供たちと年に一度歩く深夜の道。,行き交う近隣の人達と交わす新年の挨拶。初詣は自分のタイミングで行くべきだと心底思いました。還暦になる年ですから4000円の破魔矢にしようかと迷ったのですが、例年通り1800円の破魔矢に致しました。特別な年ではないいつもの一年にしようと思ったからです。一年なんてあっという間に過ぎてしまいますから、大切に生きなきゃなりませんね。
TAZZ
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