2014年10月5日日曜日

還暦

先日オンエアーされたテレビ東京の「名曲ベストヒット歌謡」に出演させて頂きました。見るのは親戚だけだと思いきや、放送直後に沢山のメールが届いたのにはビックリ。学生時代の友人はウン年ぶりに電話をかけてきて開口一番「歳とったね~!!髪なんで染めないの?赤い口紅塗りゃー良かったのに~!!」そして最後には「どう見たって私の方が若い」と(笑)。昔からお互い言いたいこと言ってきた間柄だから何を言われても笑えるけど・・・・・「Yねえ、貴方も間違いなく60歳、自分の見ている自分と人が見ている自分とでは全く違うものなのよ。しかも年取ってどこが悪い?」と私。世の中はおかしい、不老不死なんてある訳ないのに皆エイジングケアーに余念がない。11月に還暦を迎える私は60歳の女であって、すでに孫もいる本当の「お祖母さん」である。私は若い頃から早く大人になりたいと思ったし、大人になったら大人になったで一人前の大人になりたいと願った。子供を育てて子供が大人になったらなったで、今度は良い年寄りになりたいと願っている。赤子は可愛い、若者はそれだけで美しい、長く生きている熟年者はどうなの?美魔女ブームにもウンザリだった。50代でまるで30代の美しさ!と騒がれても、で何?と私は思う。白髪は恥ずかしい?皺は醜い?確かに美しくないかもしれないけれど、歳を取るのは生きている限り当たり前のことだから、それを受け入れないのは哀しい。外見は失礼のない程度で良い、問題は後半の人生をどう生きるかだ。それが一番難しいね。まあ毎日真面目にやる事だね自分の今日を。

ノラオンナさん主催の「バラッドラリーVOL.30」~うたひとつ弾き語り17人による感謝祭~に呼んで頂きました。還暦の私、若い人たちに交じってライブやらせて頂きます。
日時:12月7日(日)開場17:30開演18:00
場所:吉祥寺マンダラ2
料金:前売り予約¥3000+1ドリンク  当日¥3500+1ドリンク

TAZZ

2014年9月4日木曜日

一日きりの長崎見物

短い夏休みを長崎で過ごしました。このところの大雨で心配していましたが、この日は珍しく良い天気で、弾丸観光できちゃいました。大浦天主堂、眼鏡橋、出島、どこを歩いても異国情緒たっぷり。400年前から江戸時代末期に至る時期、間違いなく日本で一番面白い場所だったのだろうなと、石畳を歩きながら一人納得致しました。実にエキゾチックで不思議な時空間を感じられる町でした。今度はゆっくりと訪ねてみたいものです。
以下は近々のお知らせで〜す。

アピアliveのお知らせ
9月26日(金)
開場19:00 開演19:30
前売り¥3000 当日¥3500
TEL03-3715-4010

TV出演のお知らせ
テレビ東京「名曲ベストヒット歌謡」
放送予定日10月2日(木)19:58〜20:48
TAZZ

2014年7月17日木曜日

戸惑ってます!

友人からメールがきて、Jay zの'seen it all'聞きました!って言うから何事かと思い検索してみたら、えー?ってビックリ。jay zにはきっと新鮮に聞こえたのでしょうね、このイントロ(笑)

9月26日(金)アピアでのライブ決まりました。詳細は追ってお知らせいたします〜〓
TAZZ

2014年5月19日月曜日

Lily+Yoji 2013

夢のような夜でした、昨夜は。サインも計画通り頂き、厚かましく写真も並んで撮らせて頂き、年甲斐もなく大興奮。私の中のリリィさんはやはり間違いなくリリィさんのままで、静かな佇まいのオーラに圧倒されました!そのリリィさんとユニットを組んで15年になる洋士さんの軽快なトークと私の大好きな粘りのある深い声、そして何と言ってもAGの音色と胸をくすぐる技術は素晴らしかった!!久しぶりにどこか懐かしくて正当なコーラスに胸を突かれました。深沢剛さんのハープがこれまたお二人の声に寄り添い三人目の歌を大いに聞かせてくれたんです!!マスの世界で活躍されているリリィさんだけど、洋士さんとの旅から旅の音楽活動はマスでは味わえない実に深くて豊かな世界でした。曲紹介で笑わせてくれた「小さな人生」はまさに、若者たちが提唱するdownshifterの考え方。シフトダウンして生きる事により味わえる本当の人生の意味。見えない遠い将来の大きな夢ばかり追いかけて、死に物狂いで頑張るより、今日という日を自分らしく生きる幸せ。私も「小さな人生」を生きている一人だから共感します。シンクロしています、私の「七日月」って曲も。小さいけどこれが私の人生だと歌ったものなんです。そんな気分になるのかな?皆この年齢になると(笑)
彼らのCD、Lily+Yoji 2013を聴きながら書いています。光栄なことに30数年前の私の曲「スモーギートーキョーナイト」が収録されているんです。全く知りませんでした!大きなプレゼントを頂いたような嬉しさで一杯です!!今度もしかしたら、鎌倉でやって頂けるようなお話をしていらっしゃいました、その時は仲間を沢山誘って参りますので是非「いざ鎌倉」お待ちしております!!!
何かブログがラブレターみたいになってしまいました・・・・昨夜ライブにいらして下さった皆様、ありがとうございました!!
TAZZ

2014年4月22日火曜日

刺激的な編成

4月18日のアピアライブに集まって下さった皆様ありがとう!暖かい毎日から一転しての寒い雨模様の金曜の夜でしたが、大変刺激的な夜となりました。私のギターはさておき、ウッドベースの長山雄治さんとヴァイオリンの三木重人さんとの編成は新鮮かつダイナミックで面白かった。探求するには大変遣り甲斐のある世界だなとつくづく思いました。60歳前にして新しいテーマが見つかり俄然奮起致しておる次第であります(笑)
さて、このメンバーで来る5月18日(日)江古田マーキーにてライブ致します。あの大先輩、憧れのリリィさんとのジョイントライブです。個人的にも大変楽しみなライブです。リリィさんに絶対サイン貰う予定(笑)。リリィさんは女性シンガーソングライターの先駆けで、海の向こうでキャロルキングやカーリーサイモンが脚光を浴びる中、ヒッピーライクな私は毎日歌っていましたよ、彼女の大ヒット曲「私は泣いています」を。
ローソンでもチケット扱っておりますので、どうぞ皆さんいらして下さい。日曜日のため、少し早めの時間設定となっております。詳細はTAZZFANのスケジュールにも記載されておりますが、一応下記の通りです。

江古田マーキー
出演者、リリィ、洋士、豊島たづみ、長山雄治、三木重人
5月18日(日)
開場16:30開演17:00
前売り¥3500当日¥3800
前売りチケット販売開始日4月5日店頭17時より
ローソンチケット(Lコード75563)4月5日10時より

TAZZ

2014年4月4日金曜日

雨の東京タワーとラジオ日本

昨夜、ラジオ日本での収録のため久しぶりに芝公園辺りを歩きました。年齢のせいでしょうか?時間ギリギリで動くことが出来ず、ついつい早め早めの設定となり、結果やたら時間を持て余してしまうと云う(笑)。ロシア大使館の周辺は相も変わらず騒がしく(特にこのところのウクライナ情勢もあるのか)、芝公園の桜を見上げるも残念ながら雨に煙り、プリンスホテルのエントランスに着いたときはヘトヘト。コーヒーを飲み小説を読んで時間をつぶしながら、40年近く前の出来事を思い出しました。私がまだ20か21歳のころ、あのスーパースター、QUEENが来日し芝のプリンスホテルに滞在していたんです。で、あるロック雑誌の取材班にチャッカリ混じった私は4人のスパースターに触れるほどの近さで会う事が出来たんです。当時、私の髪の毛は二色になっていて内側が白、外側が黒と言う有様。ドラムのロジャーが「その髪の毛はどうしたんだ、クール!」と言われ有頂天。まだボーカルのフレディーが元気で、ギターのブライアン・メイは暖炉の木で作ったというギターの話をして盛り上がっていましたっけ。世界のスーパースターに会えるという幸運は友人のお蔭だった訳だけど、今思うと何と厚かましい若造だったんでしょう私って。そのロック雑誌に4人のサインを貰い、以来大切にしまっております。もしかしたら我が家の1番のお宝かもしれませんね(笑)。東京タワーはあの頃と変わらずそこにいて、傘をさしていたため上空を見上げる事は出来なかったけれど、どっしりとした低層部の骨組みを眺めながらラジオ日本へ。毎週木曜日の22時半に放送されている「フォーク魂」という番組の収録だったんですが、パーソナリティーの岡野さんと大変楽しい時間を過ごしました。オンエアーは4月10日(木)22時半からですので、どうぞお時間ありましたら聞いて下さいな。先日久しぶりにお会いした丸山圭子さんが仲を取り持つ事となっての番組出演だったのですが、人との出会いが、また新たな出会いを生むという、今も昔も変わらぬ大東京の雨の散策となりました。
TAZZ

2014年3月12日水曜日

3年が経ちました。

あの3月11日から3年が過ぎたのですね。遠隔地に住む私の生活からは、あの日の記憶がだんだん薄れていきます。そんな中でもNHKの「あの日私は」を見てはその人の人生を思い、「~花は花は花は咲く~」の歌を聴いては共に歌い、日々暮らしております。被災地の皆様の現在進行形のご苦労を思うと、軽々にあの日を語る事は出来ません。少なくともあの日起こった恐ろしい現実を記憶に留め置くこと、原発のあり方をもう一度考え直すこと、これは私の人生の大きなテーマになりました。
今日はとても暖かですね、先日の大雪で枝を折られた椿も花を咲かせましたし、そろそろ山も花の季節に入ります。久しぶりのアピアライブです。今回は、ヴァイオリンの三木重人さんとウッドベースの長山雄治さんとの3人で新しい世界をお届けいたします!哀愁漂う三木さんのヴァイオリンとの共演をお楽しみください!皆様のお越しを熱望いたしております!!!

4月18日(金)APIA(目黒)
19:00開場19:30開演
前売り¥3000当日¥3500
豊島たづみ(Vo,Ag)
長山雄治(W.Bass)
三木重人(Violin)

TAZZ

2014年2月22日土曜日

江古田マーキーで再会

昨夜のライブにお集まりくださった皆さん、ありがとうございました!私の記憶にある限り?初の江古田上陸だったのではないかと。東京はやはり広うござんすねえ。勉強になります!ベースの長山君の車にピアノの米田君と同乗させてもらい池袋から江古田まで移動したのですが、世の中便利になったものだとひどく感心させられました。米田君のスマホと長山君のカーナビでピタッとお店に着くのが不思議で(笑)当たり前といえば当たり前なんだけど、全く迷わず初めてのところに着くって言うのがアナログな私には奇跡みたいな感じで。発達していく機器を、肌感覚で使いこなす二人を頼もしいなと思ってしまった訳です。本当に便利になりましたね。ライブが終わり帰ろうとした時、米田君が懐かしい人に会わせてくれたんです。「どうぞこのまま」を大ヒットさせた丸山圭子さんがふらりと訪ねて下さって30年ぶりくらいの再会となった訳です。彼女もすっかり大人になり(笑)お互い隔世の感を味わいつつ軽い近況報告をして別れたのですが、帰りの電車でつくづく考えました。年を取るのも悪くないなと。相変わらず可愛いえくぼが実に懐かしかったです。ニューアルバムを発売した彼女は、3月11日、目黒のBLUES ALLEY JAPANで発売記念ライブを行います。私は残念ながらスケジュールが合わずライブに伺えないのですが、是非皆さんに彼女のアンニュイな時間を味わっていただきたい。私本当に行きたいなあ~行きたあい!!
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2014年1月26日日曜日

オモテナシ?

1月も終わりだというのに、鎌倉はまだまだ観光客の人達で賑わっています。住人である私にとって混雑する町は不便で仕方ないのですが、観光地である以上観光客あっての鎌倉だと認めざるを得ません。我が家の近くにある竹林を有しているお寺は人気があり、1年中訪問者が途絶えることはありません。その中には遠路はるばる来て頂いた外国人観光客も多く、道路事情も景観もまるでなっていないこの鎌倉にガッカリしないだろうかと心配し、想像を絶する日本の夏の蒸し暑さと混雑に病気になるのではないかと思ったりもします。何故か申し訳ないような気分になります。レンタル自転車での観光を提案するも、狭い混雑した道に人力車も走り危なくって仕方ない。抜本的な改善が必要だと思います。こんな状態での世界遺産登録なんて有り得ないでしょう。ゆるキャラブームに乗って「オチムー」(落ち武者?)なんて話も聞いたけど、何なの?私だったら絶対「モノノフー」にする(笑)どうでもいいか。バスに乗っても江ノ電に乗っても歩いても、観光客の人達に出会うのがここ鎌倉。だから沢山のいろんな場面に遭遇するんです。このところ私の心を少し悩ませているのが、私も含めての日本人の民度の低下。バスの中でも電車の中でも、外国の人達の心配りに感心させられます。お年寄りに席を譲ったり、赤ん坊を抱いたお母さんの荷物を運んだり、そんな麗しい光景を見せてくれるのは、悲しいかな外国の皆様ばかり。日本人の若いカップルなどは自分たちが良い席に座り、二人だけの世界にドップリ。周りの事なんかに全く心を配らない。何ナノだろう?ちょっと恥ずかしいよ、同じ日本人として。優先席があるからそれ以外だったら座って当然じゃないって!違うよ!!自分も疲れてるからって時々自分に甘くなるけれど、外国の人達の行動にいつもハッとさせられる私。「オモテナシ」って言葉は、お金が絡まないと生まれないの?「オモテナシ」に最も必要なものは人を思いやる優しさじゃないの?
TAZZ

2014年1月4日土曜日

明けましておめでとうございます!

2014年が始まりました。新年あけましておめでとう。本年もどうぞよろしくお願い致します。本日遅ればせながら初詣に参りました。よりによって混み合う鶴岡八幡宮に。何しろ年女ですから、人ごみの嫌いな私も頑張りました。で、やはり再確認したんです、神社仏閣は静かに行くものだって。いやはや、あれは単なるイベントです。神聖な気持ちになんかなるものですか。いつもの賽銭箱が見事に横にグーンと広がったご祈祷場所で2礼2拍手1礼を済ませた味気ない初詣。子供たちが小さい頃詣でた小さな神社が懐かしく蘇って参りました。白い息を吐き凍る星空を見上げながら子供たちと年に一度歩く深夜の道。,行き交う近隣の人達と交わす新年の挨拶。初詣は自分のタイミングで行くべきだと心底思いました。還暦になる年ですから4000円の破魔矢にしようかと迷ったのですが、例年通り1800円の破魔矢に致しました。特別な年ではないいつもの一年にしようと思ったからです。一年なんてあっという間に過ぎてしまいますから、大切に生きなきゃなりませんね。
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