ダービーハットの夜は更けて

GWも終わりちょっと静かな朝を迎えております。1日と7日にライブがあって、私にとってはいつになく楽しく刺激的なGWとなりました。7日は甲府のダービーハットというお店でのライブだったのですが、今回は米田直之（P）と二人での演奏。ピアノとのデュオも面白いなあと思いました。たまには、私の下手なギターを止めて米ちゃんのピアノで歌うのも有りか。集まったお客さんの中には、大昔の私の歌を聞いて下さってた方がいて、「燃えつきてディザイアー」のリクエスト。「エーッ譜面持ってきてない！」で休憩中に慌てて用意して、ワンコーラス（セーフ！！）。ダービーハットにはまだたった2回しか行ってないのに、何故かすごーく懐かしい気分がして大好き。オーナーのH氏と奥様のT子さんのお人柄がお店全体を温かくしてるんだなあ。私より少し先輩のお二人に、ついつい調子に乗り甘えてしまう私。通常のライブでは、必要以上の緊張感をコントロールするのに毎回苦労する私ですが、4月23日の初ダービーハットでは不思議なことに、とても素直に歌うことが出来たんです。長く生きてるから少々の事では動じない厚かましい女だと思いきや、こう見えて人見知りなところもあるんです私。でも2度にわたる甲府のSaturday nightを経験し、すっかり馴染んでしまいました。一気に何人ものお仲間が出来た気分です、一方的に全く勝手な話なんですけど。帰りの電車でよくよく考えてみたんです。
音楽を始めた頃、私の周りには自分より年上の大人しかいませんでした。月日が流れ今や、私より年下ばかりで、年上の人と音楽の場所で出会うなんて滅多にありません。そんな折にH氏ご夫婦に出会った訳で。ちょっと人生の先輩に甘えたい気分になったのかも知れません。因みにH氏はオントシ７０を越えピアノに向かい猛練習？中。皆にその練習成果を披露してくれるんですが、その姿が（先輩に向かって生意気ですが）可愛らしい。みんなにやる気と幸せのおすそ分けをしてくれてるんです。「やるな！７０！」「負けるな！私！」的相乗効果がいい。そうそうもう一人、ダービーハットにはなくてはならない人物A氏。7日朝、甲府へ向かう前我が家でテレビ付けたら、「本日の最悪の運勢はいて座です」と言い放たれて、軽くショックを受け出鼻をくじかれて・・・。「私一人じゃない、米ちゃんもいるから」と。新宿駅で米ちゃんと待ち合わせ「米ちゃん何座？」って聞いたら「いて座です」・・・・・。その話をA氏にしたら・・・・そうご想像通り「同じくいて座です」。でも朝の占星術は間違ってました！！楽しかったですもんライブ！！
TAZZ