掃いても掃いても

あ～今年も残すところ３日となりました。毎年のことながら、「山」生活者としては、かなり頭の痛い季節です。山の大木は次から次へと枯葉を落とし、その枯葉を風が至る所に飛ばしていきます。近隣の方々は熱心に枯葉を片付けますが、後から後からきりがないのです。そもそも元凶は我が家ですが、山を背負っている以上仕方のない事ではあります。出来る限り頑張ってはいるのですが、終わりが見えません。年々、時間の経過が早まって行くと感じていますが、我が家のように季節を身近に感じる場所にいると増々早くってマイリマス。いつもこのように年末を迎えるのですが、今年は特別です。３・１１が私たちに残した爪痕はまだまだ生々しく、戦いは今もなお続いています。元来、政治家を信用しない私ですが、２０１１年ほど政治に失望した年はありません。来年こそと思いたいものの、メンバーが変わらなきゃ期待も出来ないですね。しっかりしてください！！日本国の政治家の皆さん！！と怒りながら、掃いても掃いてもまた積もる枯葉を日々片付けております。被災地の皆さんの現状に思いをはせれば、何のこれしきです。珍しく１月からライブ頑張ります。今年は出来る限り各地を回れるといいなと思っております。ギター一本担いで参りますのでどうぞ不肖豊島たづみを呼んでくだしゃれ。今からまたギターを箒に持ち替えて掃き掃除に突入です。掃いても掃いてもきりはないのですが、取りあえず掃きます。色んな事に感謝しながら掃いてきます。どうぞ皆様良い年をお迎えください。２０１１年は皆様のお蔭で充実した一年でした。ありがとうございました！！
TAZZ

画廊喫茶マリー

昨日から福岡県行橋市のホテルにおります。先日も同じホテルを使ったんですが、フロントに飾られた絵にすっかり心奪われてしまいまして。それは使い込まれた洗面器に水が張ってある、ただそれだけの写実的な絵。ずっと見続けていたい不思議な力を持つ絵なんです。フロントの隅っこに置かれたパンフレットを何気なく見ていたら、何とその洗面器を描いた画家増田信敏さんのプロフィールではないですか。そしてそこには「画廊喫茶マリー」に彼の作品が展示されていると書かれています。何！彼の作品を行橋で鑑賞できるの？フロントの女性に訊ねると「このホテルから歩いて1分の場所です」と。即、参りましたよ。そして増田信敏さんの世界に心底圧倒されました。しかもそこには増田信敏さんご本人が！！そして美しい奥様のS子さん。実は彼女、私の古い知り合いだったのです！絵画について語る言葉を全く持たない私ですが、フェルメールに恋した時と全く同質の感覚になりました。心酔しました！増田信敏さんの視線って凄い！凄すぎる！ハマってしまいました。
絵画を撮影するなんてとんでもない愚行とブログに載せる事を快諾して下さいました。今、私のホテルの部屋には、藤谷治著「洗面器の音楽」という本の表紙に使われた増田信敏作品が飾られております。S子さんの小粋なご配慮ではないかと勝手に想像し一人ニンマリしています。銀座薔薇画廊には彼の作品が常設展示されているとの事です。東京でも鑑賞できるなんて何て幸せ！本日、皆既月食。行橋は大変刺激的です。明日は中津でのライブ。もう一度画廊喫茶マリーを明日訪ねます！TAZZ

Hometown

１１月２６日２７日のライブを終え帰って参りました。２６日の行橋市のライブは旧友O氏が尽力してくれ、２７日の小倉ループでのライブは中高時代からの友人E子、Mほ、M子の３人が、まさに微に入り細にわたる準備をしてくれて実現しました。忙しい中、全くのボランティアで４か月前から動いてくれた友人たちに感謝感謝です。音響、映像、照明の皆さん、宣伝のために快くポスターを貼ってくれたお店の数々、そして何より当日のライブに集まって下さった沢山の人達に心から感謝します。O氏や熟年女子E子、Mほ、M子の努力に報いるライブが出来るのか？日程が近づくにつれ、私のプレッシャーは日々巨大化する一方で。この４ヶ月間、私の意識からこの２日が消える日は一度もありませんでした。だからこそ大緊張しました！しかし気づけば、皆の温かい思いが私に力を注いでくれてどうにか終えることが出来ました。熟年となった仲間たちと再会すれば、それぞれにそれぞれの人生があって、泣いたり笑ったり。昔の歌にも今の歌にも熱心に耳を傾けて聴いてくれて、私の５７回目の誕生日は連日大変嬉しくて、有難くて印象深いものになりました。
もうすぐ８１歳になる母がいろんな事柄を忘れるようになってから数年がたちます。私が見舞うと、「Tちゃん遠い所来てくれてありがとう！」と名前も顔もまだ覚えてくれています。ただし三日間ほど続けて訪問しても全く同じ挨拶。昨日の事や直前の事はなかなか記憶出来ません。母の活きている記憶は、たった今の事とずっと昔の楽しい思い出たちです。幼い日の記憶は母の脳裏から簡単には去りません。そんな母を見るにつけ、私のHometownは何処だろうと考えるようになりました。母は私たち４人の子供を儲ける２６歳くらいまで自分の生まれた家を離れることはありませんでした。それに比べ、私は１８歳まで４回も引っ越しをしました。だから自分のIdentityにいつも不安を感じています。私の子供たちは大人になるまで同じテリトリーで過ごしましたので、彼らは何の疑いもなくHometownを感じることが出来るはずです。記憶の濃淡は、経験した時間によるものだとずっと思っていましたが、どうもそれだけではないようです。両親は円満でしたが、母は父と長い時間過ごした土地の名前を上手く思い出せません。しかし自分の生まれ育った場所は、心の底の方にあるせいかよく覚えていて、今もそこにいるような気がしているようです。私の勝手な想像ですが、人が精神的に一番強いインパクトを受けるのは思春期じゃないでしょうか？そしてその時間を過ごした場所をHometownと認識するのではないでしょうか？まさに今回ライブをして実感したんです。私は上京してもうすぐ４０年になります。この頃母を追いかけるように色んなことを忘れます。でも子供だった頃の記憶は不思議に鮮明です。私にもHometownがあったんだと今回いたく安堵しました！こんな素敵な時間を与えてくれた仲間とHometownに感謝します！！そして来週はお隣の大分県中津市でのライブに向かいます。また母と一時の再会です。
TAZZ

再会！

１１月１０日、五反田ゆうぽーとで開催された日本歌手協会主催の第３８回歌謡祭に参加させて頂きました。今回は東日本大震災被災地支援チャリティーのため、沢山の出演者の方々の思いも特別だったような気がしました。相変わらずうっかり者の私は、当日までテレビカメラが入るなんて全く知らず、行ってびっくり見てびっくり(笑)。ウン１０年ぶりにお会いしたBOROさんの衰えぬ声と演奏に感服し、互いの元気を確認し合い、真に嬉しい再会となりました。放送は２０１２年１月４日テレビ東京１２：３０から１４：３０だそうで、ダイジェスト版での放映との事です。１１月１３日にはノラオンナさんの１７回目バラッドラリーライブに呼んで頂き、吉祥寺マンダラ２へ。ノラバンドの皆さんと数曲ご一緒させて頂いたのですが、それはもう楽しくて楽しくて！！ノラさんワールドにずっぽり浸り幸せな時間を過ごしました。ノラバンドの皆さんの演奏、実に気持ち良かったです！！そのライブに、はるばる長野から来てくれた旧友H君。「TAZZ？Hだよ。覚えてる？」「えっ！！H君？」「長野から来たんだよ！」「おー！！何と懐かしい！！」「３０数年ぶりだよね！！」「お互い年を取ったけど元気で良かった！！」と。早速H君から来年の新年会ライブに参加してくれないかとの嬉しいお誘い。勿論何があっても飛んで行く！！と即答。長野には会いたい友達が沢山いる。ずっと気になっていた人達がいる。３０数年を飛び越えて話したい人達がいる。思いがけず、こんな幸せが舞い込んできた。人生ってこういう風に巡りめぐる。今から３０数年前に「俄」という音楽グループがいた。男性３人組の実力派グループで確かフィリップスレコードからのデビューだったと思う。ところが名作アルバム１枚をリリースしただけで解散し、幻のグループとなった。その中の２人が現在長野在住で、１人は東京にいることを知った。みんなまだ音楽に携わっていると知った。良かった良かった良かった良かったあ！！１年ほど前に作った「再会」って曲は、まるでこんな日を予測していたみたいだ。この年齢になると、無性に昔の事が懐かしく思い出される・・・音楽がまた皆を繋いでくれるって本当に嬉しい。来週は九州でのライブ。２６日は福岡県行橋市のサンワークゆくはしで、２７日は北九州市小倉北区にあるループと言うお店でのライブ。ここにも沢山の再会が待っているはず。その再会たちは、これからの私の人生の宝物になるんだきっと。歳を取るのも悪くないね(笑)
TAZZ

小さな同窓会

私は中高６年間、女子校に通いました。今では随分昔の話になりましたが・・・実はつい数日前、数人の同窓生と会うチャンスがあり楽しい時間を過ごしたんです。友人Ｊが数日間我が家に滞在することとなり、そこへ近隣に住むＳとＫが合流。特に目的を持たず、適当な感じでの集まりが思いもよらない小さな楽しい同窓会となり・・・。この頃、「女子会」って言葉をよく耳にしますが、私たちのこの「女子会」はまさに筋金入りです。どこからどう見ても熟女４人組ですが、心はすぐに１２歳のあの頃に戻ります。心のタガはついつい緩んでしまい、レストランで大はしゃぎ。恥ずかしながら店員さんに「お静かに！」のお叱りを受けてしまい全員猛反省。お店を出て車に乗り込み、またひとしきり笑って・・・。Ｊが鎌倉の近代美術館（本館、別館、葉山別館）めぐりしたいと言い、それはなかなか秋らしい提案だと感心。豊かな時間を過ごす事ができました。本館では建築家でデザイナーのシャルロット・ぺリアンの家具等の展示、別館では、日本画のベストコレクションと銘うって名作（勉強不足のため雑なまとめで失礼）の数々。葉山別館では日本画家川合玉堂展。特に川合玉堂は圧巻でした！！文化の秋満喫致しました。
そう言えば、我が家の愚犬は知らない人が来ると、ともかく吠えて吠えて吠えまくるのですが、ＫにもＳにもＪにもほとんど吠えなかった！Ｓに至っては黙ってナデナデさせて実に幸せそうだったし、完全に心を許してました。犬ってモノは不思議。犬好きな人を嗅ぎ分けるんですね。どうも人間の心が読めるんじゃないかな？本来動物好きではない私はそういうＳが実に羨ましい。危険ではない平和な人になりたいと切望するも、私はまだまだ修業が足りません。
ただ今、１０日の「五反田ゆうぽうと」でのチャリティー歌謡祭と１３日の吉祥寺マンダラ２でのノラオンナさんとのジョイントライブに向け準備しています。皆様のお越しをお待ちしております！！
TAZZ

薩摩ホトトギスとタマスダレとドンタクの秋

今年も庭の片隅にチト奇妙な薩摩ホトトギスが咲きました！小さなユリ科の野生花です。我が家の愚犬ドンタクの小屋の近くに毎年ひっそりと咲きます。何故か毎年見つける度にドキッとする個性の強いヤツです。タマスダレは何処にでも咲いてる何でもない花ですが、私の大好きな花です。秋は静かに我が家にも訪れました。ドンタクも苦手な夏が過ぎホッとなで肩を撫で下ろしている様子です。ブロクでは後ろからのポーズばかりで失礼致しましたが、本日は我が飼い主になり代わりまして、ライブに来て頂いた皆様へ心より御礼を伝えたく、正面からご挨拶させて頂きますm(__)mありがとうございました！！
TAZZ・ドンタク

寒っ！！

急に秋です。本日の気温、例年の11月並みとか。あのエラク長かった残暑の後のこの寒さ、堪えます。若い頃、夏が苦手だった私は、冬が来るのをいつも首を長くして待ってました。実際、冬の方が体調も良好で。ところが歳を重ねるごとに夏が好きになり、今やすっかり夏女と化しました。だからこの季節、実に寂しい。この気分はきっと、昼の時間が短くなる事から発しています。夕方暢気でいられないのが悲しい。時間に追われているようでせわしない。すでに夏が恋しい私です。
先月9月24日のライブに来て頂いた皆様ありがとうございました！！三連休の貴重な時間を割いて下さり感謝します！！遠く静岡から来て下さった方もあり、有難い限りです！！
10月15日は藤沢でのライブです。久しぶりの湘南でのライブですので楽しみです！！本日10月5日17時より、鎌倉FMのシーサイドカフェ828という番組にお邪魔します。楽しくお喋りさせて頂きますので、お時間があれば是非82.8にチャンネルを合わせお聞きください！これから始まる寒くて暗い季節、心も体も温めながら頑張りましょう！！被災地の皆さんのことを思えば、くよくよ言ってられませんものね！！
TAZZ

2011年9月11日カフェスペース101

9・11から10年、3・11から6か月。TVのニュースは競うように様々な特集を組んではそれぞれのあの日を追ってます。私は幸運な事に、そのどちらの被害者でも被災者でも、またその家族でもありません。でもその悲嘆や怒りを共有せずにはいられませんし、それは同じ時代や同じ国に生きるものの当然の心痛であり努めであると思います。地球上で起こるあらゆる人災、天災は今や他人事じゃなく、全てが絡み合って自分に返ってくるんです。福島の原発の問題もまさにそうだし、世界中で今なお頻発するテロ事件や異常気象がもたらす台風12号のような集中豪雨被害も他人事じゃない。そんな時、何処からともなく出没するその種の専門家たち。彼らの考察をTVで聞かされると、何かいつも後の祭り感…漂い虚しい。「そんな事なら私だって言える！！」って怒りたくなる時が多々あります。何事も、起こった後に説明するんじゃなくて、そもそも起こらないように防ぐのが専門家の仕事じゃないのかって。私カイカブリ過ぎなのかな？専門家を？
15時過ぎに家を出て、東十条に向かいました。人生で初めて目指す東十条、さてどんな道のりになるのかと思っていたら何々！東京からあっという間に着いちゃった！！春名正治（サックス・フルート奏者）さんと2人っきりでの演奏はお初だからちょっと緊張しながらカフェスペース101に入ったら、想像通りの温かい雰囲気。集まって下さった人たちも実に温かく2人の音楽を盛り上げて下さった。ありがとうございました！！珍しく若い人がいると思ったら娘の友人たちで(笑)有難い事っす！！春名さんの名演奏に相当助けられながらの私の迷演奏で(笑)。でも実に楽しい時間を過ごせました！！ライブ当日、初対面で即悪友となったA氏に「TAZZねえ、話は面白かったけど年寄りって言い過ぎだよ」とのお叱り。A氏は私と同年で「俺まだ夢一杯あるぜ！」と。ゴモットモデス。実はそのお叱り初めてではなく、度々言われます、いろんな場所で。確かに年寄りなんかじゃないし、私よりずっと先輩の人達だって集まってくれてるってのに失礼な話ですよね全く。猛省します。店長のN氏も「自虐的に言う事できっと気楽になりたいんでしょう豊島さん？」って実に的を射た一言。その通りなんです。そもそも照れ隠しなんてこの期に及んでしたいんなら、人前で歌うなよって事ですもんね。このようにライブを重ねていくと色々勉強になることも多く、大切な友人を得る事も出来る訳です。演奏後、O氏が1981年の懐かしいコンサートの写真をプレゼントして下さった。若かった自分の姿を見てしばし時が止まってしまい・・・。時間と言うのは本当に不思議です。あの日から今日の私までの時間はどこに消え去ったんでしょう。記憶の中だけにしか存在しない訳ですね人の時というのは。実感です。そこでまた年だなんてうっかり言いそうです・・・・。24日のライブでは決して申しませんぞ、「歳」だなんて！！
TAZZ

９月雑考

9月になりました。台風が接近していて心配ですね。私は4人兄弟の3番目で、姉、兄、弟がいます。年はとりましたが、皆元気です。実は4人中2人が9月生まれで、母はよく「この子のお産の日は台風で大変だった」と回想しておりました。祖母は祖母でこれまた台風でひどい目に遭ったと、ずっと昔こんな話をしてくれました。「若い時分、台風が来ると言うので皆で窓に板を打ち付けていたら、そこに一陣の風が！！私は板ごと空高く舞い上がった。まるで奴凧みたいに。ドスンと落ちて数日気を失った。」と。幼い頃聞いたこの話は、私の脳裏にまるでアニメーションのように刻まれてしまって。しかも気を失っている間に彼女が体験した話がこれまた私の興味を思いっきりそそった訳で。「私、まるで花園のような場所にいて、その美しさたるや、何と表現したら良いか、まさにこの世のものではなかった。」そうで。そこにいきなり「お母ん！！！」という大きな声がして、我に返り意識を回復したと。私の亡き父も「お母さん！」と叫んだ子供の１人で・・・結果的にはハッピーエンドな話ですけど。大人になって人間の脳が持っている不思議な能力を聞きかじり、ちょっとだけ私その手の本にノメリコミマシタ。人間の脳では様々な化学反応が起こるべくして起こるようにセットされているのではないかと。立花隆の「臨死体験」は面白かった。要するに人間の脳は緊急事態になると脳内にモルヒネのような物質が生成されるのではないかと。随分昔に読んだから、詳細は忘れたけれど、なるほど「祖母はきっとモルヒネ的作用で幻覚をみていたのか」と２０数年来の謎が解けた気がしたもんです。
１０月で２２年ほど乗っていたことになる愛車を廃車にしようと考えています。さて車のない生活とは・・・わが身に重く圧し掛かって来る暗雲。エコ生活ってすごく不安です(笑)そして嫌いです(笑)でも、一応チャレンジする価値はあると思っています。この歳で不便との戦いをするのも悪くないかと・・・・。だって車なんか無くて生活している人は沢山いますもの・・・・でもチト、ツ・ラ・イ・。
９月１１日のカフェスペース１０１（十条）でのライブは１８時オープン１８時半スタートです。春名正治さん（サックス・フルート）との演奏すごく楽しみです。２４日は宇崎竜童さんがオーナーのノヴェンバー・イレブンス（赤坂）でのライブ。どちらも予約受付中ですので、どうぞ私の無駄話と、お酒を楽しみにいらして下さい。もちろん歌も歌いまっせ！！あん時のTAZZの歌と今のTAZZの歌を歌いまっせ！！お喋りは相変わらずですが、少なくとも歌は昔より真面目に歌うようになりました(笑)
TAZZ

秋の風と新総理

湿度の低い爽やかな風が洗濯物をさっさと片付けてくれています。実に気持ちのいい風です。秋の到来をしみじみ感じています。国民の不信感や怒りを一斉に浴びながらの民主党代表選。やりきれない思いはつのるものの、でもね他人事じゃない我が国の総理が決まる訳だから・・・TV中継見てます。野田さんが新代表に今選出されました。イコール新総理です。私の人生の中で初めて自分より若い年齢の総理大臣です。それは何より嬉しい事です。日本の古い政治家体質は嫌いですから、せめて若くあって欲しい。合理的で具体的で理知的な政治を心から期待します。400人近い民主党の人達が選挙する様子をずっと見ておりましたが、ほとんど知らない顔ばかり。こんなに必要なのかな政治家の数。半分でも十分な気がしますが。政治家の戦いってなんなんだろう？野心って一体なんなんだろう？いずれにせよ日本という大きな船の舵取りをしようと思っている人たちなんだから、相当腹が据わってるには違いないんだろうね。そうあって欲しいものです。野田さんが演説の中で少し面白いことをおっしゃってました。読書家で特に時代小説が好きらしく、政治家の心構えを小説の中で学ぶことも実に多いと。人情の分からない者ではダメだし、かと言って庶民感情にばかり振り回されて遠くを見据えることのできない者もダメ。もうすっかり政治家に期待しなくなってる私ですが、野田さんに頑張ってもらわなきゃ困るって思ってます。これ以上がっかりさせないで下さい、お願いします！！世界陸上のフライングも相当がっかりですが・・・・・
TAZZ

思い出のメロディー

蝉時雨の鎌倉に戻って参りました。30年ぶりのTV出演、本人以上にハラハラドキドキでご覧頂いたであろう皆さん、本当にお疲れさまでした(笑)そしてご声援ありがとうございました！大御所の皆さんの力強い歌声、被災地の方々の心にしっかり届いた事でしょう。力不足の私も、私なりに、様々な思いを歌に込めて歌いました。思いの強かった分、上手くいかなかったかも知れませんが、良い経験を与えて頂きました。二度とないであろう大イベントへの出演に感謝します。早速次回ライブの準備に取りかかろうとしていたら、「矢切の渡し」じゃない「私のヤイリ」のピックアップの具合悪くなり修理へ…どこもかしこもお盆休みで困り果ててたんだけど、良い工房が見つかって助かりました！！キッチンでグタグタにされた私のヤイリは今頃飛騨のN氏の手により再生している事でしょう！12月までは小さなライブが続くので、ギター練習は1日も欠かせないんです。ただでさえ下手くそなんだから。自分で書いといて何なんですが、下手くそって
何だろう？クソって？下手もかなりシンドイのにそこへクソまで付けて。何故人はクソって言うのでしょう？英語を喋る人たちも、よく使いますし…世界中で言うのでしょうか？さもなくば、ある時期に翻訳され日本でも使う事になったのでしょうか？どなたかご存知の方教えて下さい！いつに無く沢山の方からブログにコメントを頂き、びっくりするやら嬉しいやら！本当にありがとうございます！ライブでお会いするのを楽しみにしております！残暑まだまだ続きそうですね！でも季節は確実に秋に向かってます！少なくとも寒くなる前までには、被災地の方々が安心して長い冬を過ごせる状態にして欲しい！！！もうこれ以上の苦しみを与えないで欲しいと切望します！
TAZZ

ナデシコ、蝉、NHK

30年振りのテレビ出演が決まりました。番組はＮＨＫ第43回「思い出のメロディー」。通常は東京で開催されているのですが、今年は3・11以来の節電のため大阪での開催となっています。東日本大震災で想像を絶する悲しみを背負った日本。津波の恐怖、放射能の恐怖、あの日からの道のりはまだまだ険しく厳しいです。政治は遅々として進まないし、国会中継見てもウンザリですし。被災地・被災者の人々への救いの手はいつになったら届くのかと怒りさえ覚える毎日です。そんな日本を元気にしてくれたのは唯一「ナデシコジャパン」だけ。心の底からナデシコの一人一人に「ありがとう！！」って叫びたかった！！感動するっていいことだね！！本当に体の隅々まで元気にしてくれた。テンション上がったよ数日は確実に。彼女たちがいい夏にしてくれました。私の勝手な思い違いか、山の鳥のさえずりが例年の夏より美しく感じる。ウルサイ蝉が鳴かないからだなと思ってたら、俄かに聞こえてきましたよ蝉の声。もうすぐ8月ですものね。あの大地震から4か月が過ぎようとしています。今年の「思い出のメロディー」は被災地の復興、被災者の方々への応援をテーマに掲げての開催です。8月13日はお盆でもあり、亡くなった多くの方々への鎮魂の思いも届けられればいいですね。このような2011年に出演させて頂ける事を嬉しく思います。歌うのは当然ながら「とまどいトワイライト」、応援歌になるかどうかはさて置いて、1979年の思い出の曲として心を込めて歌わせて頂きたいと思ってます。昨日出演者が発表され、私の大好きな長谷川きよしさんの名前を見つけた時は個人的にすごーーく嬉しかったです。サイン貰う必ず。不謹慎ですが、欲しいサイン。今ジーンと言う蝉の声とティナティナと言う鳥の声（勉強不足で名前が分かんない）が外で大いに競演してます。蝉がちょっと優勢です。いやいや鶯が負けじとホーホケキョーと一声。春もいいけど夏もなかなかヤツは持ってるね。彼らには雑念と言うものが無いんでしょうね。なかなか難しいね、そのような境地になるのは。8月13日大阪のNHKでしっかり歌ってきたいと思います。どうぞ30年後の豊島たづみの「とまどいトワイライト」、怖いもの見たさでお楽しみください(笑)ハイビジョン怖いなあ。誰かが言ってました、歌は顔で歌うんじゃない、心で歌うんだと。言ったのは確か私です。届けたい歌がたまりにたまってます。9月は2回ほどライブの予定があります。24日の赤坂ノヴェンバーイレブンスは久しぶり。3月19日に中止して以来のノヴェンバーライブです。どうぞこちらも怖いもの見たさでお集まりください。決して自嘲してるんじゃありません。本当に怖いんですオバサンの歌ってモノは。だけどそれも慣れると悪くないですから。
TAZZ

美しき連携プレー

昨日O駅のホームで帰りの電車を待っていたら、真新しい夏服に大きなランドセルを背負った小さな１年生の女の子とお母さんが私の目の前に立っていた。こんなに小さい頃からの電車通学も大変だなあと思いつつ、ふと周りを見渡すとちょうど下校の時間とあって向かいのホームにも私学の小学生が沢山いた。電車が来て、私達は同じ車両に乗り込んだ。空席だらけで、私もゆっくりと座り、その親子も私の左斜め前の席に座った。すると急にとんでもない大きな声がして。びっくりして見ると、お婆さんが何か怒鳴っている。怒りにまかせて大声をあげている。誰に向かって叫んでいるのかと見たら、先ほどの女の子と同じ制服を着て座っている３人の子供たちに対してのようだ。すると私の左斜め前に座っていた女の子のお母さんがスッと立って、３人の子供たちの前に移動しそのお婆さんに静かにお辞儀をした。お婆さんはうろうろ歩きながら、そのお母さんの肩をこずいて訳の分からぬ罵声を浴びせ続ける。３人の子供たちは怖がってシクシク泣いている。母親がいなくなり１人残されて、不安そうにその様子を見ていた女の子に、そのお母さんは遠くの方から目で「大丈夫」と何度も合図を送っている。その女の子の隣に行ってあげようと思った瞬間、やはり側で様子を見ていた若い女性が女の子の横にぴったり寄り添って座った。良かった！！と思った時、ちょうどK駅に着いた。どうもその親子と３人の子供の中の１人は私と同じこの駅で降りるようだ。２人の子供を残しては降りられないとお母さんが躊躇していたその時、先ほどの若い女性が残った２人の子供の手を取って前方の車両にさっと歩き出した。その若い女性は、女の子の母親に「任せて」と目で合図を送る。電車のドアが閉まり、女の子の母親はその女性にお辞儀をして、口元だけを動かして「宜しくお願いします」とホームで見送った。その怒りが充満した老婆をただ責めることはできぬ。この社会の歪みの産物だ。明日は我が身かも知れぬ。考えてみれば怒れる老婆で良かった、物騒な世の中だ、刃物を持った若者だったりしたらこうは行かないだろう。小さな女の子はきっと自分の母親の行動を誇りに思う時が来るし、友達のお母さんとまた見ず知らずの若い女性に守られた子供たちもきっと心強かったに違いない。猛暑の中に見た美しき連携プレーは、私を清々しい気分にしてくれた。電車を降りて買い物を済ませ、帰る途中、雷が鳴り始めたと思ったら大雨洪水注意報の放送が聞こえてきた。
TAZZ

歌うって事

人はなぜ歌うんだろう？確かに鳥も鳴く、犬だって声色を使い分けたりするし、イルカだって超音波で何やら伝える。すべて生きていくために必要だから発してる訳でしょう。世界中のどこでも、人は雄叫び、何かを叩いてはそれに合わせ踊るよね。繰り返されるフレーズやビートで人はどこかへ行こうとしてるみたいだ。戦闘にも労働にも恋にも歌は必要とされてきたようだし。「音楽」と呼ばれる前から人には歌があった訳だけど、今や音楽が大きな産業になってしまったから、それで生きていく人も多いし、ミュージシャンと呼ばれる職業も生まれた訳よね。どんなジャンルの音楽だって音楽に変わりはないけど、メロディーに歌詞を乗せたときから人はそれを歌として聴くようになって。口ずさんだり、一緒に歌ったり、心をウンと近づけて聴くようになって。３・１１以来、所詮歌は歌、それ以上でもそれ以下でもないと思うようになった。衣食住足りてやっとの歌だと。歌の力なんて虚しい。私が私に問えば、歌いたいから歌うんだよと答えるしかない。歌を歌うことで癒されるのは、他の誰でもない自分自身だから。そう考えたら素直になれた。６月４日ムリウイでノラオンナさんと歌った。ノラさんは囁くように歌う。自身の思いを呼吸するように自然に歌う。本当の歌い手だ。彼女はずっと昔から知っていたんじゃないか？私が今やっと気づいた歌の意味。歌うって事は私が単純にそうせずにはいられないって事なんだ。ノラさんもきっとそうなんじゃないのかな？帰宅途中ノラさんの歌を口ずさんでた。心の中にノラさんの歌が住み着いちゃった。私の歌とノラさんの歌を聴いて下さった皆さん心から有難う！！
ＴＡＺＺ

梅雨が来るのか・・・

生物にとって雨が如何に大切かは、解ってます。よくよく存じておりますが、毎日の雨は憂鬱です。今日は美しい青空でしたが、この青空も今日１日でおしまいのようですね。去る５月２２日、我が家の愚犬ドンタクは本人(本犬）の自覚なしに６歳になりました！熟年犬ですね。だけどいいねえ～犬は！！人間だけですよ毎年自分の歳数えるの。九州では平年より早く梅雨入りしたとの事。いよいよ覚悟しなきゃなりません！日本に生まれたからにゃ、いい加減慣れなきゃならないものを・・・いや日本たって、確か北海道には梅雨はないよね。ノラさんの故郷は梅雨はないのか。羨ましい！！そのノラオンナさんといよいよ来週の土曜日ジョイントライブ行います。私自身も彼女のライブ楽しみにしてるんです。お時間あれば是非６月４日（土）祖師ヶ谷大蔵のムリウイにお集まりください。その日は雨かなあ？どちらにしても刺激的な夜になるでしょう！
TAZZ

クリス松村さん

昨夜、古い友人I子さんと鎌倉で飲みました。知り合ってからすでに25年以上経ってるっていうのに、二人で飲んだのは今回が初めて。お互い空白の時間が長かったわりには、同じ年のせいか飲み始めて即オバサントークに突入。お決まりの近況報告をさっさと終えたところから、これまた25年の色々をさらりと話し、反省、自戒もちょいちょいはさみつつの大人トーク。オバサンの心はまだまだ沢山揺れるんだよね。そんな会話の中で、彼女が私に教えてくれた嬉しい話。「私、パソコン出来ないんだけど携帯は結構器用に使いこなすのよ、で時々面白いブログチェックするんだけど。ある日クリス松村さんのブログ読んでたらあなたの新しいCDのことが紹介されてて、すごく褒めてたよ！！」「えーっ！！本当？全然知らなかった！！クリス松村さんて毎日テレビに出てるあの人？」「そうそうあの方外交官の息子さんだったとか」「そうなの？でも彼って歌の事かなり詳しいよね。帰ったら早速読んでみる！！」それから、もう一軒はしごして帰宅。クリス松村さんのブログ読みました！！有難いお言葉の数々！！昨年の6月10日の投稿で、全く知らずに一年が過ぎようとしてた訳です。本日I子さんに会わなければ、こんな素敵なプレゼントを貰えなかったわけで、クリス松村さんとI子さんに感謝です。人間ていくつになっても褒められるって嬉しいのよね。誰だって褒められて伸びたいのにね、我が子をなかなか上手に褒める事が出来なかった・・・今さらなんですが。
TAZZ

ダービーハットの夜は更けて

GWも終わりちょっと静かな朝を迎えております。1日と7日にライブがあって、私にとってはいつになく楽しく刺激的なGWとなりました。7日は甲府のダービーハットというお店でのライブだったのですが、今回は米田直之（P）と二人での演奏。ピアノとのデュオも面白いなあと思いました。たまには、私の下手なギターを止めて米ちゃんのピアノで歌うのも有りか。集まったお客さんの中には、大昔の私の歌を聞いて下さってた方がいて、「燃えつきてディザイアー」のリクエスト。「エーッ譜面持ってきてない！」で休憩中に慌てて用意して、ワンコーラス（セーフ！！）。ダービーハットにはまだたった2回しか行ってないのに、何故かすごーく懐かしい気分がして大好き。オーナーのH氏と奥様のT子さんのお人柄がお店全体を温かくしてるんだなあ。私より少し先輩のお二人に、ついつい調子に乗り甘えてしまう私。通常のライブでは、必要以上の緊張感をコントロールするのに毎回苦労する私ですが、4月23日の初ダービーハットでは不思議なことに、とても素直に歌うことが出来たんです。長く生きてるから少々の事では動じない厚かましい女だと思いきや、こう見えて人見知りなところもあるんです私。でも2度にわたる甲府のSaturday nightを経験し、すっかり馴染んでしまいました。一気に何人ものお仲間が出来た気分です、一方的に全く勝手な話なんですけど。帰りの電車でよくよく考えてみたんです。
音楽を始めた頃、私の周りには自分より年上の大人しかいませんでした。月日が流れ今や、私より年下ばかりで、年上の人と音楽の場所で出会うなんて滅多にありません。そんな折にH氏ご夫婦に出会った訳で。ちょっと人生の先輩に甘えたい気分になったのかも知れません。因みにH氏はオントシ７０を越えピアノに向かい猛練習？中。皆にその練習成果を披露してくれるんですが、その姿が（先輩に向かって生意気ですが）可愛らしい。みんなにやる気と幸せのおすそ分けをしてくれてるんです。「やるな！７０！」「負けるな！私！」的相乗効果がいい。そうそうもう一人、ダービーハットにはなくてはならない人物A氏。7日朝、甲府へ向かう前我が家でテレビ付けたら、「本日の最悪の運勢はいて座です」と言い放たれて、軽くショックを受け出鼻をくじかれて・・・。「私一人じゃない、米ちゃんもいるから」と。新宿駅で米ちゃんと待ち合わせ「米ちゃん何座？」って聞いたら「いて座です」・・・・・。その話をA氏にしたら・・・・そうご想像通り「同じくいて座です」。でも朝の占星術は間違ってました！！楽しかったですもんライブ！！
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眩しい新緑です！

去る4月23日、甲府のライブハウス「ダービーハット」で月に一度開催される地元のミュージシャンのライブに参加させて頂きました。あいにくの雨でしたが、ギター片手に集まった沢山のミュージシャンの演奏の何と温かく熱かった事か！私もお仲間に入れてもらい数曲歌ったんですが、音楽って楽しいものなのだと素直に感じられた夜でした。5月7日（土）にダービーハットで私のライブを計画して頂いているのですが、そもそもその告知を兼ねての飛び入りのはずが、気づくと誰よりも楽しんで大騒ぎしていた私でした（笑）。5月1日（日）のアピアをライブの再開日と決めました。是非、遊びに来てください。大震災以来、誰もの脳裏からあの恐怖と悲しみは消えませんが、立ち止まっていては何も始まらないと・・・。今年ばかりは春爛漫と浮かれることのできなかった季節も、いよいよ新緑の季節となり,山は薄緑色になってきました。再生の季節、元気と勇気を与えてくれる季節ですね。スーちゃんが亡くなったというニュースに驚き、告別式で流された彼女自身の言葉に、頭が下がり心底感動させられました。立派な女性ですね。窓から見える楓の新緑が風と光を受けて美しい！！すべての再生を約束してくれるような力強い美しさです！！
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ライブ中止します

東北地方大地震による計画停電も実施されることになり、現在の状況下でのライブは適当でないという結論にいたり、3月19日ノヴェンバーイレブンスでの吉田次郎さんとのライブは中止とさせて頂きます。また日常の安定が戻りましたら、日を改めてライブを計画致します。ご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。被災地の方々への一刻も早い救援を切望します！この大地震で亡くなった多くの方々に心よりお悔やみを申し上げます。言葉を失うばかりですが、復旧、復興のために自分たちにできることを実行するしかありませんね！有効に電力を供給してもらえるように、まずは節電ですね。苦しく悲しく寒い被災地の方々は、暖房も温かい食事さえも届かない状況で頑張ってるんですものね。今日からの計画停電はまたまた延期？昨夜政府から国民へあんなに熱心に訴えていたのは、何だったの？どうなってんの？指令系統しっかりして下さい！！東北地方以外は皆元気で動ける訳でしょう、我慢強く冷静な被災地の人達にいつまでも甘えないで、国のリーダーの人達よ、もっと責任感じてしっかり頭使って下さい！！
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3月11日

3月11日14時半過ぎ、急に停電。「どうしたんだろう？」って思った途端、大きく揺れ始めた。久しぶりに大きな地震だと思ったのは、本当に甘い考えだった。夜の8時過ぎまで停電の続いた鎌倉にいて、頼りになるのはラジオだけ。携帯は繋がらず、家族とも連絡できないまま不安はつのる一方。ろうそくと懐中電灯の灯りの中、まんじりともせずラジオに耳を傾けた。「宮城？」少しずつ事の大きさに気づき始めて・・・電気が復旧してテレビを付けたら「何ということ！！！！！」記録に残っている歴史上初のM9の巨大地震。400メートルにも及ぶプレートの沈降は恐ろしく大きな津波を生み、沢山の尊い命を飲み込んでしまった。被害は甚大、そこへ福島の原発の放射能汚染。自然の驚異の前では、人間の力は余りにも弱い。しかし何故か私の心には怒りが湧いてくる。政治家って何のために存在してるんだろう？もうちょっとスピードアップできないのだろうか？有能なリーダーがいて、的確な指揮がとれれば、もう少し何とかなるのではないだろうか？国民の命を守るも守らないも、ある意味政治家の力量にかかってると思う。この状況では国会も開けないのだから、国会議員よ！現地で頑張って欲しい！！あらゆる手段、知識を駆使し被災地を救って欲しい。刻々と死者、行方不明者が増えていくのは、本当に悲しい。一分一秒でも早く救援を待つ人たちに救助の手が届きますように！！
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ノラオンナさん

‘今夜は東京も雪になるでしょう’、ってニュースの流れた去る2月10日。祖師ヶ谷大蔵のムリウイでライブだったんです。きっと雪になるんだから来て下さる方も少ないであろうと予測するも、いやはや優しい方の何と多いことか。中年女子の繰り言よくぞ聞いて下すった！！お互いにご苦労様でした！で結局その日は雪降らず、あくる日でしたね雪は。山の我が家は危うく‘陸の孤島’となる程の雪で。ちょっと前から東京に住み始めた（長きに渡りニューヨークにいて）我が友N子さんは、前日のムリウイに来てくれた挙句、葉山にある家に用事があるとかで、夫K氏と愛犬Kを伴い雪の降る中、高速を飛ばして遊びに来てくれた。我が家の愚犬ドンタクにKを是非会わせたいとの気持ちで。お互い同じ柴犬とは言うものの、Kは生粋のニューヨーク育ちで、おまけに室内で清潔に飼われている淑女。と比べ、ドンタクは外飼いの不器用な奴で。思った通り、ドンは吠えまくり、Kは逃げまくりの図。でも雪景色を見ながらの、語らいは実に楽しいひと時でした。実は落ちがあって、N子さんは前日、私たちへの演奏への心付け（？）をコートのポケットに入れたまま忘れて帰宅し、一人慌てたらしい。エー！！！そのために雪の降りしきる中訪ねてくれたの・・・何という律儀。気持ちだけで十分有難かったし、私のろくでもない音楽に少しでも共感してくれるだけで遣り甲斐があるってもんだから。私常々思うんだけどね、胃を膨らませてくれない物に、値をつけるってなかなか難しいよね。かと言って人間、胃だけで生きてる訳じゃない。音楽だって、どこまでが趣味でどこからが仕事かと問われれば・・・悩む。理想と現実の狭間で行ったり来たりだよ。ムリウイのオーナーたけしさんが、ノラオンナさんとのジョイントライブを提案してくれた。初老の域に足踏み入れそうな豊島たづみと、ウクレレ片手に深い声（大好物）で歌うノラオンナさんとのジョイントライブ、6月4日虫歯の日に実現しそうです。是非是非お集まりください！！凄く楽しみです！！彼女の作品に触れ、また新たな刺激を受けそうです。本当、面白いです人生は。
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藤沢インタープレイ

2月25日のライブには、沢山の方々が集まって下さいました！！本当にお忙しい中有難うございました！！お店はまさに満員御礼状態でして、感謝感謝です。お陰様で久しぶりに会った友人知人とも旧交を温める事が出来ました。やはり地元は暖かいなあ！！メンバーの、春名正治さん（サックス・フルート）米田直之さん（ピアノ）長山雄治さん（ベース）コスマス・カピッツアさん（パーカッション）
の演奏も素晴らしかったですね。彼らとも、すでに数十年来の友人的気分になってきてるのが不思議。ここの所、次々に新曲披露をしているのですが、これがまた中年女子の心にストンとハマるとの事で、沢山の素敵なメール頂きました！！特に‘再会’は好評でして、共感して下さる方からの生の声が嬉しかったあ！！19日には、久しぶりに吉田次郎さん（ギターリスト）と赤坂１１１１でのライブです。4月5月6月とライブは続きますが、少しでも良い演奏が出来るように、日々努力致します。
夏は、地元鎌倉でコンサート企画できたらと思ってます！！ご協力よろしくお願い致します！！
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SEASIDE CAFE828

昨日2月16日の17時から19時まで、鎌倉FMの生番組SEASIDE CAFE８２８にお邪魔致しました！楽しかったあ！！パーソナリティーは美人の‘よこやまえいこ’さんと‘えづかけいた’さん、‘マスター北村’さんの3人。2時間しっかりお喋りに参加させて頂きました！私、今からウン十年前TBSラジオの深夜生放送`ヤングプラザ午前3時’のパーソナリティーやらせて頂いてましたが、今考えると、ズブの素人の喋りだったと身が凍ります！！リスナーの人たちやスタッフの人たちに支えられてやっとの番組だったんだなあとつくづく思います。２０代中頃の私は、人生の経験、知識もろくに持たずマイクの前で、ただただガチャガチャとお喋りしていただけでした。なぜ今更・・・と問われれば、それは昨夜のよこやまさん、えづかさん、北村さんの格調高い番組に出して頂いたからなんです。小さな小さなFM局ですが、スタジオには温かい空気があり、美しく流れるようなよこやまさんのお声！！えづかさんの淡白で冷静な話し方、マスター北村さんの元気でチト辛口な相槌。これぞ大人の番組って感じです。洋楽に造詣の深いよこやまさんのオモロ上品なトーク、最高です。私、最初は借りてきた猫状態でしたが、気付けばすっかりタガが外れてしまい好き放題喋ってて。つまりは２曲も生で歌ったりして、最後は勝手知ったる我が家的雰囲気になり・・・・・・で、すごーーーく楽しかったのです！！２５日の藤沢インタープレイでのライブの宣伝もガッチリして頂きました！！有難い事です。２５日まで残り１週間となりました。よこやまさんも来て下さるとの事です！！２５日のライブには、これまた個性豊かな人たちが集まって下さる事でしょう！！それも私の楽しみの一つなんです！！
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ゆっくり始動です！

１月３日に娘たちと町に出て食事した後、馴染みのお店Rにちょっくら寄ろうということになり、入ったらこれまた大好きな馴染み？の新進気鋭ギターリストが演奏すると聞き、正にお年玉的ラッキーな夜を過ごしました！素晴らしかった！！１０人も入ると一杯になるお店Rは熱気に溢れ若い人たちのエネルギーをしっかりと頂きました！幸せな新年のスタートとなりました。オバサンシンガーもゆっくり始動です。２月１０日祖師ヶ谷大蔵のムリウイ、２月２５日は藤沢のインタープレー、３月１９日は赤坂ノベンバーイレブンスでのライブ です。寒さと不景気でなかなか外出を考えてしまう今日この頃ですが、もしお時間があればライブにいらして下さい。新作のレコーディングですが、これも少しずつ始動します。
今年は、全国津々浦々、小さなライブハウス巡りが出来るといいなあと思っています。
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謹賀新年

明けましておめでとうございます！昨年同様、2011年もよろしくお願いします！例年の事ながら、只今箱根マラソン観戦中！勿論暖かい部屋のTV観戦です。皆さまにとって、幸多き1年となりますよう、心よりお祈り申し上げます！TAZZ